前回高瀬昌さんのステージを観た2000年9月17日(日)の黄金劇場の観劇日記において、私はこんな事を書きました。
“(前略)高瀬昌さんのステージが始まる頃にはわずか3人に。高瀬さんのステージの最中に2人に減った時点で高瀬さんに客席前方に呼び寄せられ、「これから新人の娘(後注;ありすちゃんのこと?)も出てくるから、かわいそうやから最後まで観て、ポラも買ってあげてな」と頼まれ、半ばやけくそ、半ば彼女の言葉に素直に共感したので(それに彼女、自分のポラの購入を無理強いしたりもせず、心底他の娘のことを考えているのがよく分かったので。優しい娘なんだなあ)。(中略)
今回は風邪をひいているらしく、ステージは何とかこなしているものの、眼に生気がなく、見るからに辛そう。タッチの間も辛そうに黙っている(中略)今度、元気な時にもっとお喋りしましょうね、ポラもその時に買わせていただきます。”
まさか、彼女と道劇で再会できるとは思っていなかったし、またその時のステージがタッチもポラもないソロステージなんて事は全く考えずに、当時の私はこの日記を書いたのでしょうが、ことストリップに限っては言ったこと書いたことは守る!人間になろうと目指している私にとっては、何とかして当時の軽口を果たさねばならない気分に駆られました。その結果、当時の記述をやや拡大解釈して「所詮今の私にとってポラは踊り子さんへのチップの代替行為に過ぎないのだから、高瀬さんにはチップあげてもいいじゃん」という結論に達しました。
やれやれ、たかがチップ小1枚渡すのにこんなにクドクド書かなきゃ気が済まないとは、私も頑固な性分に生まれついたものです(苦笑)。